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「華氏911」

マイケル・ムーアは社会派監督?

やっと見てきました「Fahrenheit 9/11」!!
さっそくtuscanycafeさんにTバックです。

前作の
Bowling for Columbineはショッキングだった。
それまであまりドキュメンタリー映画を見た事がなかったし、マイケル・ムーアも名前ぐらいしか知らなかった。
すごい面白い事をやる人がいるなぁ~とびっくりした。
まさしく体当たりの取材にこっちがハラハラしたり、知らなかった事を教えられたり、考えさせられたり、大爆笑させられたり、まさしくエモーショナル ジェットコースター。
とってもとっても濃い2時間だった。

もちろん「華氏911」も期待して見た。
やっぱり面白い、マイケル・ムーア。
「Bowling....」との違いは体当たり取材があまりない・・・と言うか、ほとんどない。
みんな警戒しているんだろうなぁ。下手な事言ったら、何にどう使われるかわからないものねぇ。
見る前に色々なところで読みすぎてしまった事もあって、インパクトは「Bowling...」ほどなかった。既に知っている事が多かったし。
でもアメリカには実際アメリカ以外の事をなーんにも知らない人達がマジョリティーで・・・。
そういう人達が見るのは、偏った大手TV局のニュース、それと「God bless America!」のハリウッド映画ばかりだったり・・・。
私も含めてそういう人達がこの映画を見て、少しでも何かを感じて考える事、これが大切なのかも。
世の中に疑問を持って変える為に「何かやらなきゃ」と思っても思うだけの場合が多いけれど、実際にこうやって行動して世間に疑問をなげかけている彼は、やっぱりすごいな~と思う。

それにしてもカンヌでさらに有名になってしまったマイケル・ムーア、この先どうやってどんな映画を撮って行くんだろう。
by saho1971 | 2004-09-23 01:31 | Movies & Books
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